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お昼寝大好き(*^_^*)まいりぃ

お昼寝大好き(*^_^*)まいりぃ

宮廷女官 キム尚宮

<あらすじ>
時を同じくして生を受けたふたりの女。ひとりは王妃に、ひとりは女官に…。皇太子の愛を手に入れるための熾烈な駆け引きが幕を開ける!! 不遇な生い立ちながら懸命に生きた女性の一代記で、女官から権力の中枢へと上り詰める。
 
 嵐の中、山中を逃げまどう身重の女。男たちに追われていたその女・カンは廃屋に逃げ込む。そこには雨宿りをしている和尚・ムブルがいた。事情を聞いたムブルは男たちを追い払うが、カンはその場で産気づき、一人の女の子を出産する。娘はケトンと名付けられ、母とともにムブルの寺で暮らすこととなった。時は流れて1592年、豊臣秀吉による朝鮮出兵“壬辰倭乱”が勃発。日本軍の思わぬ侵攻に混乱した朝廷は、一時都を捨て義州へと逃げのびた。その地で王・ソンジョは、いずれ世継ぎにと考えていた王子・シンソン君(グン)を亡くしてしまう。ソンジョはやむをえずクァンヘ君を皇太子とするが、自分の意に反し皇太子となったクァンヘ君は父に対して恐れを抱き、常に孤独を感じていたのだった。その頃、ケトンは10歳になり、同じ寺で育った両親のいない少年・ウォンピョを兄と慕い仲良く暮らしていた。そんなある夜、ケトンの母が何者かに連れ去られるという事件が起こる…。(DVD infoより)
年/MBC放映(全20話)

CAST
◆出演

第1話 2人の娘の誕生

1583年(宣祖:ソンジョ:15年)嵐の中、山中を逃げまどう身重の女がいた。
男三人に追われていたその女は1軒の廃屋に逃げ込む。
そこには雨宿りをしている一人の和尚がいた。
「追われていいます。助けてください」と言われたその和尚は男たちを追い払う。
和尚が小屋に戻ると女が産気づいていて、その小屋で一人の娘を出産する。
この娘がのちのキム尚宮である。

同じ日、同時刻。
キム・ジェナムにも娘ウナが誕生した。
ウナは、やがて李氏朝鮮王朝の第14代国王ソンジョの継妃となり、王妃となるインモクテビである。

小屋で産まれた娘はムブル和尚に「ケトン」と名付けられ、母のカン氏とともに寺で暮らすことになる。

1592年、朝鮮王朝を揺るがす「壬辰倭乱」(秀吉の朝鮮出兵:文禄・慶長の役)が勃発。
混乱した朝廷は一時都を捨てウィジュ(義州)に逃げ、翌年都に戻ってくる。
戦火により昌徳宮も景福宮も焼け落ち、朝廷は月山大君の屋敷を行宮(あんぐう)とした。

王ソンジョは王子シンソン君(グン)を失っていた。
シンソン君(グン)は王の寵愛を受けている側室インビンの子であった。
シンソン君(グン)を世継ぎにと考えていた王ソンジョだったが、やむをえず側室コンビンの次男クァンヘ君(グン)を皇太子とした。

自分の意に反し皇太子となったクァンヘ君(グン)は孤独で、同時に父に対して恐れを抱いていた。

ケトンは10歳になっていた。
寺にいた両親のいないウォンピョを兄として、二人は一緒に育っていた。
一方キム・ジェナムの次女ウナも美しく聡明な娘に育っていた。

そんなある夜、ケトンの母カン氏が男たちにさらわれてしまう・・・。

第2話 さらわれた母
ケトンの母がさらわれたというのに、ムブル和尚は「そういう運命だったのだ」と言うだけだった。
母をなくし元気のないケトンにウォンピョは「僕が母さんを捜してきてやる」と励ます。

和尚はカン氏からの告白を思い出していた。
カン氏はファン進士の家で下働きとして夫婦ともども仕えていた。
しかしカン氏に下心を持ったファン進士の企みで彼女は夫を殺され、身重の体で屋敷から逃げ出したのだった。
ムブル和尚はカン氏から自分の身に何かあった時はケトンを頼みますと言われていた。
そのカン氏はハサム一味に連れ去られていた。
ハサムはファンから、カン氏を捕まえたら大金をもらう約束をしていたのである。

一方、ケトンはウォンピョと一緒に母を捜すため寺を抜け出すが、すぐにムブル和尚に連れ戻される。

その頃、朝廷では、王・ソンジョが「譲位」を口にしたことで波紋が広がっていた。
王は本気で譲位と言ったわけではないが、その話が側室インビンに伝わる。
皇太子クァンヘ君(グン)の東宮を訪ねたインビンは、王にお詫びして処罰を受けるべきだと言う。

王を訪ねたクァンヘ君(グン)は、譲位を願っていることはないと謝罪する。
その姿は惨めなもので彼は皇太子としての面子を失った。
と、同時に王は家臣に対してはもちろん、息子である皇太子に対してすら疑心暗鬼になっていた。

第3話 出会った2人
カン氏はハサムに自分をファン進士に引き渡す前に夫の墓に連れていってほしいと頼む。
そんなカン氏を哀れに思ったハサムはカン氏を夫の墓へ連れて行く。
そこでハサムの仲間の刀を奪ったカン氏は「夫のそばで死なせて」と刀を自分の喉元に当てる。
だがハサムはその刀を取りあげ、意外なことにカン氏を自由の身にするのだった。

自由になったカン氏は急ぎムブル和尚のもとに戻る。
だが「ケトンの運命を変えるためにはしばらく離れたほうがいい、離れる運命だったのだ」とムブル和尚はカン氏が戻ってくることを拒む。

帰る場所を失ったカン氏はハサムの所へ戻り「ここに住まわせてください、兄さん」と頼む。
驚くハサムだが、カン氏を妹として受け入れることにする。

一方キム・ジェナムの妻・ノ氏は、娘ウナとともに山奥のムブル和尚のもとを訪れる。
夫の科挙合格とウナの健康を祈願するためだ。
同じ年頃なのに美しい服を着た裕福なウナを見かけたケトンは自分の境遇にため息をつく。

寺の庭を散策していたウナはケトンと出会い案内を頼む。
自分に対するウナの態度に腹を立てたケトンは、ウナを川に突き落とす。
ムブル和尚はケトンをムチ打ち、きつく叱るのだった。

第4話 立派な器と犬の餌入れ 12月12日(水)
ケトンはムブル和尚に、ウナに使用人扱いされ腹が立ったと言う。
さらに「お釈迦様の前では王や使用人も同じ人間だと教わった」と言う。
ウォンピョから、ウナと自分が同じ日の同じ時刻に生まれたと聞いたケトン。なぜ運勢が正反対なのかとムブル和尚に問う。
和尚は「宝石で作った器でも使う人が気づかずに犬の餌を入れたら、ただの餌入れだ」と言う。
その餌入れはずっとそのままか?と問うケトンに和尚は「宝石だと見抜く主人に出会えればいいのだ」と応える。
ケトンはお釈迦様に「一生、犬の餌入れでいるのはいやです。私を見抜く人と出会い立派な器になりたいのです」と祈る。
寺での祈願を終えて山から家に帰ったノ氏とウナ。
その屋敷にウォンピョが忍び込む。
彼はウナの部屋から美しい服や履き物を盗み出す。
ケトンに着せてやるためだ。
ウォンピョから服を見せられたケトンはとまどいながらも服に袖を通そうとする。そこにムブル和尚が来る。
すべてお見通しの和尚はウォンピョに「お釈迦様が泥棒をしろと言ったのか?」と言い、服を取り上げる。
「一度だけケトンに着せてください」と頼むウォンピョに和尚は「これはケトンの着るべき服ではない」と言う。
ケトンは涙を流しながら「もう着たのと同じよ」とウォンピョに言う。

第5話 熱い血 12月13日(木)
ケトンの母カン氏は、ひと目ケトンに会いたいと、ハサムの許しを得て寺へ向かう。
その途中、池で水を浴びているところを盗賊に襲われ連れ去られる。
盗賊たちはカン氏を連れ去る途中に、ムブル和尚と出会い、格闘の末カン氏を置いて逃げ去る。
ムブルは「ケトンとは離れて暮らせと言ったではないか」とカン氏に言うが、「陰からそっと顔を見るだけでいいのです」というカン氏。
母の気持に免じて、もの陰から見ることを許すムブル。
一方、ムブル和尚からもらった饅頭を食べたケトンは、母の作る饅頭と同じ味がするのに気づき、母の名を叫びながら走り出す。
母を捜して転んでしまったケトンを見たカン氏は、思わずケトンの前に姿を現してしまう。
ケトンと母は抱き合って泣く。
ムブル和尚に、ケトンの幸せを願うなら離れるように言われたカン氏。
彼女は吹きすさぶ雨の中、寺を出ていく。

第6話 オム尚宮(サングン)との出会い 12月17日(月)
ケトンはムブル和尚に「時期が来れば母にはまた会える」と諭される。
その頃宮廷で、王が倒れた。
皇太子クァンヘ君(グン)は、父である王を本気で心配していた。
だが回復した王に、側室のインビンは「王が倒れた時、皇太子は平然としていた」と言う。
それを真に受けた王は皇太子に怒りを覚える。
そのインビンは王の健康祈願を提案。
オム尚宮が代理でムブル和尚のもとを訪ねることに。
寺へ行く途中オム尚宮はケトンに出会う。
賢そうな顔をしたケトンにオム尚宮は興味を持つ。
ケトンはケトンで、きれいな服を来た宮中からの遣いに感心を持ち、宮中に行きたいと思う。
和尚に反対されると思ったケトンはオム尚宮に頼みこむ。
オム尚宮はムブル和尚に「ケトンを宮廷に連れていきたい」と話す。
だが和尚は「あの子は私のもとでもっと苦労せねばなりません」と応える。
宮中に連れていってもらえないと知ったケトンはそっと寺を抜け出す。

第7話    運命の出会い 12月18日(火)
寺から宮廷へ戻るオム尚宮一行を、ケトンは道の途中で待っていた。
道中、のどが渇いたオム尚宮に水を差し出すケトン。
のどが渇くのを予想し待っていた、ケトンの賢さに驚いたオム尚宮。
オム尚宮はケトンを宮中へ連れていくことにする。
一方、ケトンが宮中に行ってしまったと気づき、もう一生会えないかもしれないと気落ちするウォンピョ。ムブル和尚はウォンピョに「縁があればまた会える」と言う。
宮中に女官として入ったケトンは「ケシ」と呼ばれることに。
ケトンは水くみを命ぜられ、水を運ぶ途中に足をくじいてしまう。
たまたま通りかかったクァンヘ君(グン)は、ケトンをおぶって内医院(ネウィウォン)へ連れて行こうとする。
これが二人の運命の出会いであった。
ケシを背負う皇太子を見て驚くオム尚宮。
すぐに他の女官にケトンを背負わせるが、ケトンも自分をおぶってくれたその人が皇太子だと聞いて驚く。
そのころハサムは酒場で酔っぱらった第一王子のイムヘ君(グン)を助け、宮殿まで送ることに。
一方、ケトンにどうしても会いたいウォンピョは宮殿の塀を乗り越えるが・・・。

第8話 ケトンとケシ 12月19日(水)
宮殿の塀を乗り越えたウォンピョはすぐに警備の兵に捕まり外へ連れ出される。
子供なので見逃してもらえたが、本当なら殺されているところだと言われる。途方に暮れていたウォンピョはケトンの母、カン氏を見かけて声をかける。
カン氏はハサムの手下からの伝聞で、すでにケトンが宮中に入っていることを知っており、ウォンピョの安否も気遣っていたのだ。
結局ウォンピョはムブル和尚のもとへ戻ることに。
一方、宮廷ではクァンヘ君(グン)がケトンを気に入り、夜に自分のもとへ呼び寄せていた。
皇太子にとっては、まだ10歳のケトンと色々な話をして過ごすのが心安らぐことだったのである。
そして1600年。ケトン、ウナともに19歳になっていた。
王ソンジョはインビンの勧めもあり、皇太子クァンヘ君(グン)に妃をとることにする。
しかしその話を聞いたクァンヘ君(グン)は浮かない顔をする。
クァンヘ君(グン)はケトンと一緒になりたいと思っていたのだ。

第9話 皇太子妃問題 12月20日(木)
王の座を捨ててもいいというクァンヘ君(グン)に「王になってください」と言うケトン(ケシ)。
「民には民の道、王には王の道がございます。皇太子様の道はすでに決まっているのです」というケトン。
クァンヘ君(グン)の妃にはユ・ジャシンの令嬢が有力候補になっていた。
ケトンと皇太子の仲を知るオム尚宮は、皇太子とはもう二度と会ってはならないとケトンにクギを刺すが、ケトンは「私は皇太子様のお呼びを断ることはできません」と言うことを聞こうとしない。
一方ケトンの母カン氏は、ハサム絡みで酒場をまかされ、おかみになることになった。
ウォンピョはケトンに会いたい一心で寺を出て宮殿まで来ていたが、中に入れない。
町で男たちにからまれていると、そこにケトンの母カン氏が来て、2人は久しぶりの再会を果たす。
そのころ宮廷では、インビンの命令でケトンが捕らえられていた。

第10話 水たたきの刑 12月24日(月)
インビンに捕らえられたケトン(ケシ)は“水たたきの刑”を受ける。
クァンヘ君(グン)との仲を白状しないケトンにインビンは容赦しない。
だがオム尚宮から「ケシに体罰は利きません。万が一のことがあれば、皇太子妃の件にも影響します」と言われて渋々刑を中止する。
ケトンが水たたきの刑を受けていると聞いたクァンヘ君(グン)は、すぐさまケトンの元へ駆けつけ内医院(ネウィウォン)へ連れていく。
この刑の様子を物陰から見ていたのはウォンピョだった。
ウォンピョは警備の者に見つかるが、うまく逃げる。
彼は刑を受けていたのがケトンではないかと思い、ケトンの母カン氏にそれを告げる。
ケトンが宮中で皇太子の寵愛を受けていると確信したカン氏とウォンピョ。
ムブル和尚もそれを聞いて、カン氏にケトンへの手紙を託す。
宮中のケトンのもとへ密かに手紙が届く。
その手紙には「法」とだけ書いてあり、ケトンはムブル和尚からではないかと思う。
皇太子がユ氏を妃として迎え入れた。
ユ氏は皇太子とケトンの仲を知っており、目が行き届くようにケトンを自分の下に置きたいとインビンに申し出る。
インビンの許可が出るが、ケトンはその辞令を断る。
皇太子もケトンの真意を理解していた。
インビンは皇太子がケトンを遠ざけているのだと思い、喜ぶ。
ある日、王ソンジョが夕涼みで宮中を散歩中、ケトンに出会う。
ケトンをひと目みて、その美しさに目を見張ったソンジョは、ケトンの部屋で寝ると言いだす。

第10話●水たたきの刑 12月24日(月)
インビンに捕らえられたケトン(ケシ)は“水たたきの刑”を受ける。クァンヘ君(グン)との仲を白状しないケトンにインビンは容赦しない。だがオム尚宮から「ケシに体罰は利きません。万が一のことがあれば、皇太子妃の件にも影響します」と言われて渋々刑を中止する。ケトンが水たたきの刑を受けていると聞いたクァンヘ君(グン)は、すぐさまケトンの元へ駆けつけ内医院(ネウィウォン)へ連れていく。この刑の様子を物陰から見ていたのはウォンピョだった。ウォンピョは警備の者に見つかるが、うまく逃げる。彼は刑を受けていたのがケトンではないかと思い、ケトンの母カン氏にそれを告げる。ケトンが宮中で皇太子の寵愛を受けていると確信したカン氏とウォンピョ。ムブル和尚もそれを聞いて、カン氏にケトンへの手紙を託す。宮中のケトンのもとへ密かに手紙が届く。その手紙には「法」とだけ書いてあり、ケトンはムブル和尚からではないかと思う。皇太子がユ氏を妃として迎え入れた。ユ氏は皇太子とケトンの仲を知っており、目が行き届くようにケトンを自分の下に置きたいとインビンに申し出る。インビンの許可が出るが、ケトンはその辞令を断る。皇太子もケトンの真意を理解していた。インビンは皇太子がケトンを遠ざけているのだと思い、喜ぶ。ある日、王ソンジョが夕涼みで宮中を散歩中、ケトンに出会う。ケトンをひと目みて、その美しさに目を見張ったソンジョは、ケトンの部屋で寝ると言いだす。

第10話●水たたきの刑 12月24日(月)
インビンに捕らえられたケトン(ケシ)は“水たたきの刑”を受ける。クァンヘ君(グン)との仲を白状しないケトンにインビンは容赦しない。だがオム尚宮から「ケシに体罰は利きません。万が一のことがあれば、皇太子妃の件にも影響します」と言われて渋々刑を中止する。ケトンが水たたきの刑を受けていると聞いたクァンヘ君(グン)は、すぐさまケトンの元へ駆けつけ内医院(ネウィウォン)へ連れていく。この刑の様子を物陰から見ていたのはウォンピョだった。ウォンピョは警備の者に見つかるが、うまく逃げる。彼は刑を受けていたのがケトンではないかと思い、ケトンの母カン氏にそれを告げる。ケトンが宮中で皇太子の寵愛を受けていると確信したカン氏とウォンピョ。ムブル和尚もそれを聞いて、カン氏にケトンへの手紙を託す。宮中のケトンのもとへ密かに手紙が届く。その手紙には「法」とだけ書いてあり、ケトンはムブル和尚からではないかと思う。皇太子がユ氏を妃として迎え入れた。ユ氏は皇太子とケトンの仲を知っており、目が行き届くようにケトンを自分の下に置きたいとインビンに申し出る。インビンの許可が出るが、ケトンはその辞令を断る。皇太子もケトンの真意を理解していた。インビンは皇太子がケトンを遠ざけているのだと思い、喜ぶ。ある日、王ソンジョが夕涼みで宮中を散歩中、ケトンに出会う。ケトンをひと目みて、その美しさに目を見張ったソンジョは、ケトンの部屋で寝ると言いだす。

第11話 聖恩(せいおん) 12月25日(火)
王の“聖恩”を拒否することはできない。
ケトン(ケシ)は運命を受け入れる。
一方、ケトンが父である王と一緒に夜を過ごすと聞いた皇太子クァンヘ君(グン)。
皇太子妃ユ氏は、ケトンが東宮付きになる誘いを断ったのは、王の聖恩を狙っていたからだと言う。
しかしクァンヘ君(グン)はケトンをかばう。
ケトンは王の聖恩を受けたことで女官から尚宮へと位が上がり、キム尚宮となった。
インビンは王に、ケトンが皇太子を慕っていると告げ、それを聞いた王は驚く。
一方、尚宮となったケトンはクァンヘ君(グン)に会いに行き「皇太子様がお妃様を迎え、私が“聖恩”を受けても、皇太子様と私の関係はなんら変わりません」と言う。
「皇太子様が王様になられるまで、私は命をかけて忠誠を尽くします」と言うケトンにクァンヘ君(グン)は「お前を信じる」と言う。
その頃、朝廷では再び明(みん)の皇太子承認問題が持ち上がっていた。
家臣たちは王に明への使節派遣を願い出るが、逆に王の正妻の座が空いていることを指摘される。
正室のウイィン王后が亡くなって1年以上経っていたのだ。
国母の座が空いていることの方が問題だと、にわかに新しい正室選びが動きだした。
噂はたちまち広がり、キム・ジェナムの耳にも入る。
彼は “三千拝”の祈願をさせるためにウナを寺へ送る。
キム・ジェナムは王の義父の座を狙っていた。

第12話 新王妃誕生 12月26日(水)
ムブル和尚のもとへ“三千拝”のためにやってきたウナと母ノ氏。
しかし、その2人を尾行する者がいた。
ウナの様子をうかがう怪しい人物を、ウォンピョが撃退する。
ムブル和尚はウォンピョを僧侶にしようとしていたが、ウォンピョにはその気がなく和尚を困らせていた。
ウォンピョはケトンのことが気がかりで、とても僧侶にはなれないと言う。
一方、宮廷では王の新しい妃を党派に属さない家門から選ぶことになった。
ケトン(キム尚宮)はクァンヘ君(グン)にイ・イチョムをそばに置くように進言。
ケトンはイ・イチョムとも会い、皇太子への力添えを頼む。
新しい王妃が王の子供を産むと、その子が皇太子になる恐れがあり、ケトンはそれを危惧していたのだ。
そのケトンに母カン氏から手紙が来る。
手紙は母が元気でいること、ケトンが尚宮になったことを喜んでいる内容だった。
だがケトンからカン氏への返事は今後一切手紙は出さないようにとの内容だった。
新しい王妃にはキム・ジェナムの娘ウナが選ばれた。
28歳の皇太子妃ユ氏にとっては19歳の姑ができることになる。
若い王妃を心配した王ソンジョはインビンに新しい王妃を見守ってほしいと頼む。インビンは自分付きのオム尚宮を新しい王妃のそばに置くことにする。

第13話 ムブルの死 12月27日(木)
イ・イチョムと密会していたことをインビンに問われたケトン(キム尚宮)。だが逆にインビンを言い負かす。
ケトンはその足で皇太子クァンヘ君(グン)のもとへ行き、「警戒を怠りませんように」と進言する。
ケトンはインビンが新しい王妃の側につくと考え警戒していた。
民衆は、50歳の王が19歳の王妃を迎えるという話でもちきりだった。
そしてソンジョ35年7月13日、新しい王妃を迎える日が来た。
せっかくの慶事だというのに大雨で、ウナとケトンが生まれた日のようになった。
そのため婚礼の儀式が果たしてできるのかと皆が気をもんだが、やがて嘘のように晴れ上がり“親迎の礼”は無事終わり、ついにウナは王妃となった。その頃、寺ではムブル和尚が最期の時を迎えようとしていた。
ムブル和尚はウォンピョを僧侶にできなかったこと、ケトンを仏の教えどおりに導けなかったことを嘆いていた。
そしてケトンとウナ、悪縁で結ばれた2人の女性が同じ宮廷にいることで起こる不幸を予感していた。
ウォンピョの目の前でムブル和尚は逝った。
寺から出ていったウォンピョは、ケトンの母カン氏の営む酒場を訪ねる。
ムブル和尚の死を知り、悲しむカン氏。
ウォンピョのこれからを心配したカン氏はヤン主簿(チュブ)に相談するが、ウォンピョは宮廷の護衛になりたいと言う。
一方宮廷では、女官ヨオクの弱みを握ったケトンが、中宮殿で起きたことを逐一報告するようにと命令していた。



第14話●宿命の2人 1月7日(月)
王妃“インモク”となったウナ。
インモク(ウナ)へのご機嫌伺いに、インビンとインビンの三男チョンウォン君(グン)、そして皇太子クァンヘ君(グン)の兄イムヘ君(グン)は中宮殿へ。
誰よりも年下である王妃インモクだが、彼女は威厳をもって3人に接する。
そして皇太子クァンヘ君(グン)が明の承認を得るまで、皆が皇太子を支えるようにと諭す。
インモクの態度に、インビンはじめ3人は悔しい思いをする。
その情報を得たケトン(キム尚宮)は臣下の信頼を得るための発言だと分析。皇太子を気遣う言葉には皇太子の警戒心を解く意味もあると言う。
そして皇太子クァンヘ君(グン)に「多くの支持を集めてください」と進言する。
一方、王ソンジョは王妃インモクのもとへたびたび通っていた。
政務をよそに会いにいくほどの様子に、王の周辺では“新しい王子の誕生”も間近ではないかと噂が噂を呼んでいた。
王妃に夢中の王は、皇太子クァンヘ君(グン)の朝夕の挨拶さえ断るほどだった。
ケトン、イ・イチョムを初めとする皇太子クァンヘ君(グン)を王に願う者たちは、新しく生まれる王子に皇太子の座を奪われるのではないかと危惧していた。
ある日、宮廷の庭でインモクとケトンがすれ違う。
聡明そうな顔立ちのケトンを見たインモクは、中宮で一緒に話をしないかとケトンを誘う。



●第27話●キム尚宮(サングン)暗殺 1月29日(火)
王クァンヘは新しい王室を築く名目で行宮を一部改築、そこへ御所を移した。落ち着きを取り戻したような宮廷で、クァンヘはケトン(キム尚宮)への足が遠のいていた。ケトンは王妃に9歳の時に別れたきりの母に会いに行きたいと願い出る。許可を得たケトンはイ・イチョムの屋敷へ。イチョムは罪を解かれて都に戻ったものの、朝廷への登用はされていなかった。イチョムが前領議政ユ・ヨンギョンの遠流とイムヘ君(グン)の処罰を求めることをクァンヘは危惧していたのである。ケトンとイチョムは前領議政ユ・ヨンギョンを自害させるべきだと意見が一致、ヨンギョンを弾劾する理由を作ることにする。遅れてイチョムの屋敷にケトンの母がやってきた。2人は涙を流して再会を果たす。ケトンは母に屋敷を用意するのでそこで暮らしてくださいと言う。イチョムの屋敷からの帰り、橋の上でケトンの輿とインモク大妃(ウナ)の母の輿が鉢合わせする。どちらが道を譲るかで揉めるが、結局ケトンがインモクの母を下がらせ橋を渡る。母からそのことを聞いたインモクは憤る。一方宮廷では先王に仕えていたハム内官がケトンの暗殺を図るが失敗、自害して果てる。ケトンはクァンヘに「ハム内官と同じ思いの人はたくさんいます。私に自害しろというのですか?」と訴える。結局クァンヘはイ・イチョムを再登用することになった。

●第28話●明からの遣い 1月30日(水)
ウォンピョは内官になるため去勢した。宮廷に入りケトン(キム尚宮)を守るためである。朝廷に戻ってきたイ・イチョムはケトン(キム尚宮)と喜び合う。王クァンヘはイ・イチョムを呼び戻したことでインモク大妃(テビ)(ウナ)に「いたずらに先王の家臣を罰しないでください」とクギを刺される、クァンヘも約束する。だがユ・ヨンギョンを弾劾する訴状が相次ぎ、結局ヨンギョンは流刑となった。インモクにそのことを責められらたクァンヘは「政治には口を出さないでください」と返す。一方、クァンヘ即位に関してイムヘ君(グン)に問うため、明(みん)から遣いが来ることになる。明はイムヘ君が“中風”のため王位を辞退したと聞かされており、その真偽を確かめるという。“イムヘ君が本来王になるべきは第一王子の私だ“などと明の遣いに言えば、大変なことになる。それを危惧したイ・イチョムは「イムヘ君を殺害せよ」との訴状を出す。明からの遣いオム・イルゲとイムヘ君を面会させないよう、朝廷は策をめぐらせる。ケトンはクァンヘにオム・イルゲを貢ぎ物で抱き込むことを提案。ケトン自ら指輪を差し出す。ケトンはインモクにも、父キム・ジェナム宛に手紙を書き金を工面するように言う。ついにイムヘ君とオム・イルゲが面会する日が来る。

●第29話●イムヘ君(グン)の戦い 1月31日(木)
明(みん)からの遣いオム・イルゲに朝鮮の朝廷から「心付け」が渡された。これでイムヘ君(グン)との面会は取りやめになるかと思ったが、そうはならなかった。ケトン(キム尚宮)とイ・イチョムはオム・イルゲ殺害も視野に入れる。そしてついにオム・イルゲとイムヘ君が対面した。イムヘ君は自分は中風を患っていると言い、自ら正気ではないと言う。そもそも皇太子にすらなれなかった、王位どころではないと言う。結局イムヘ君は頭のおかしなフリをして、国を危機から救った。王クァンヘは兄イムヘ君の忠義に感謝する。だが、チョン・イノンは国の一大事を流刑になっている罪人イムヘ君に頼るなどとんでもないと、イムヘ君自害の訴状を朝廷に出す。兄を殺したくないクァンヘは、また深く悩むことになりケトンを頼る。ケトンはイチョムに「王様は即位されたことを後悔されています。イムヘ君様を助けるように動いてください」と頼む。そして宮中ではイムヘ君の命は助かるようだと噂になっていたが・・・。

●第30話●自害 2月4日(月)
イムヘ君(グン)はヒ素を飲んで自害した。自分が生きていては弟である王クァンヘの障害になると感じて決意したのだ。イムヘ君自害の知らせを聞いたクァンヘはショックを受ける。原因究明をインモク大妃(テビ)(ウナ)にも約束。巷ではキム尚宮かイ・イチョムが人を使って毒殺したと噂になっていた。クァンヘは王妃の兄、ユ・ヒブンを使い内密に事件を調べさせる。だが確かな証拠はなかった。またイ・イチョムの「イムヘ君様は死によって王様を救ったのです、イムヘ君様の死を無駄にしてはいけません」という言葉に、クァンヘはそれ以上の追及をやめる。そして盛大にイムヘ君の葬儀を行う。一方、ウォンピョは晴れて内官になり宮中に入った。ウォンピョは密かにケトン(キム尚宮)を見守る。そんな折り、イ・イチョムが遠地の義州(ウィジュ)へ赴任になる。

●第31話●お札(ふだ)売り 2月5日(火)
イムヘ君(グン)を自害に追いやったという噂で、イ・イチョムは弾劾され遠地へ追放された。そしてそれに伴い、王クァンヘは元・領議政ユ・ヨンギョンの処刑を決める。処刑の王命を受けたユ・ヨンギョンは自害して果てる。こうして政務に集中できるようになった王クァンヘは、「昌徳宮(チャンドックン)」の修繕に取りかかる。その頃ケトン(キム尚宮)はキム・ジェナムの屋敷の隣の家を買い、母を住まわせ、酒場の下働きのメホンを導師に化けさせお札(ふだ)を売り金儲けをしていた。そのお札を買えば訴訟(裁判)に勝てるという噂だった。つまりそのお札は訴訟に勝つための賄賂なのだった。この噂はクァンヘの耳にも入る。クァンヘに問いただされたケトンはあっさりと事実を認める。そしてケトンは「これを修繕費用としてお使いください」と銀貨を差し出す。昌徳宮(チャンドックン)の修繕に執着していたクァンヘはこの件を見逃し知らぬフリをすることにする。賄賂はどんどん大きくなり、官職まで売られるようになっていた。そして王の代わりに悪役を担う人物としてイ・イチョムが都に呼び戻されることになる。

●第32話●白い唐衣 2月6日(水)
昌徳宮(チャンドックン)の再建が完了した。王クァンヘの次の気がかりは皇太子妃選びだった。パク・スンジョンの孫でイ・イチョムの外孫にあたる娘が妃候補に挙がっていた。皇太子とヨンチャン大(テ)君(グン)は皇太子が年上なのでは兄弟のように見えるが、大君は皇太子の叔父にあたる。2人は仲がよく一緒に宮中で遊ぶことが多かった。それをインモク大妃(テビ)(ウナ)は喜んでいた。一方、キム・ジェナムの屋敷の隣に住むケトン(キム尚宮)の母たちは、ことあるごとにキム・ジェナムを侮辱していた。町ではイムヘ君(グン)を殺したのはキム尚宮との噂があり、またインビンの息子チョンウォン君の家から王が出るとの噂も流れ始める。これらの噂は王クァンヘから民の心が離れていることを意味していた。皇太子妃が決まり、皇太子は婚礼を挙げる。皇太子妃は予想どおりパク・スンジョンの孫でイ・イチョムの外孫である娘になった。このことで2人はさらに高い位を授かり、宮中の勢力図は変わった。その頃、都に広まった歌があった。クォン・ピルという儒者の詩人が書いた詩に、いつのまにか歌が付いて広まっていた。その内容は宮廷批判、特に王妃の兄、ユ・ヒブンとその一族、そしてキム尚宮を批判した内容だった。そして庶子差別撤廃を主張する“川辺の七友”と呼ばれる儒者たちが声を上げようとしていた。

第37話:悩めるクァンヘ
ケトン(キム尚宮)の母・カン氏が夫の墓参りに出かけ、その墓前で殺された。矢を射ったのはソ・ヤンガプにかかわりのある者だった。悲報を聞いたケトンは王クァンヘに「私の恨みを晴らしてください」と泣きつく。その知らせを聞いたインモク大妃(テビ)(ウナ)は、これを口実にキム尚宮がキム・ジェナムやヨンチャン大君(テグン)の命を狙ってくるのではと懸念する。カン氏の葬儀はケトンの希望で質素に行われた。ウォンピョも葬儀に駆けつける。ウォンピョの弔問に感謝するケトン。だがケトンはウォンピョが内官になったことを知らない。ウォンピョは流れ者として各地をさまよっていると話す。一方、クァンヘはついにキム・ジェナムの死刑を決定。キム・ジェナムは死薬をあおって死ぬ。父の葬儀に出向きたいインモクだったが、宮廷から許可がでない。結局、喪服の着用を許されただけで実家へ行くことはできなかった。そして宮廷ではヨンチャン大君の追放を求める声が大きくなっていく。

第38話:ヨンチャン大君(テグン)の危機
大妃殿にいるヨンチャン大君(テグン)を捕らえるため、ケトン(キム尚宮)は医女たちを集めた。大妃殿には男は入れないからである。キム尚宮側の女官が王命だと言ってヨンチャンの引き渡しを求めるが、インモク大妃(テビ)(ウナ)はそれを拒否。そのためケトンはインモク側の女官を捕らえ拷問にかける。その拷問で女官2人が死んだ。次に捕らえられた女官たちも重傷を負っている。インモクは決心し、ヨンチャンをケトンではなく王クァンヘに直接引き渡そうと大妃殿を出る。だが、外に出るとすぐにヨンチャンは引き離され、連れ去られてしまう。母と引き離されたヨンチャンは、江華に軟禁されてしまう。仕方のないこととはいえ、義弟を母と引き離してしまったことに胸を傷めるクァンヘは、軟禁先で不便のないように配慮するよう命ずる。一方インモクは、ヨンチャンを引き離され、生きる気力も失っていた。しかし、自分たちを陥れた者たちの最期を見届けるために生きると誓う。

第39話:謀反(むほん)の大本(おおもと)
インモク大妃(テビ)(ウナ)はヨンチャン大君(テグン)の消息もわからないままだった。大妃殿の周りを見張られ、外部との接触はできなかった。インモクは王クァンヘを訪ねる。インモクはクァンヘに、イムヘ君(グン)が流刑にされた際に起きた悲劇が再び起こるのではないかと、ヨンチャンの身を案じる。インモクはイ・イチョムとケトン(キム尚宮)が信用できないので、2人を追い出せば王を信じると訴える。クァンヘはケトンを呼び「そなたを追い出すようなことはしない。その代わりに、ヨンチャンの件は二度と論ずるな」と言う。義政府では、領議政イ・ドッキョンが王にあてた上訴文を出した。その内容はヨンチャンの処罰を考え直すように訴えたものだった。だがそれに対し、イ・イチョムはイ・ドッキョンの官職剥奪の訴えを出す。結局イ・ドッキョンは官職を奪われ都を離れた。一方、インモクからヨンチャンへの手紙を託された女官カプ。カプの兄パンそしてその母を通して手紙は外へ持ち出され、ヨンチャンのもとに届く。その情報を得たケトンはイ・イチョムと画策、これを利用することにする。そしてケトンは“インモク大妃が王クァンヘと王妃、そして皇太子夫妻を呪っていた”との噂を広める。この噂を耳にしたクァンヘは激怒し・・。


第51話
カン・ホンリブは後金に抑留。。。
「国書をお送りくださいっ~~~」
クァンヘ王はその手紙も無視。
美しい乙女をはべらせ、昼間からキム尚宮の部屋で酒宴。
そんなとき、キム尚宮のもとに インモク大妃の姫娘 チョンミョンが
生きていると西宮(せいぐう)の間者(かんじゃ)チョンゴクから聞いたと通報があった
実はキム尚宮を欺くための葬儀・・・
キム尚宮は唇を噛みしめ、
「今度こそ息の根を止めてやるっ!!!!!」と毒を吐いた
チョンミョン姫が生きているという事実を知っているのは
インモク大妃
ムン尚宮
オム尚宮だけ。
陰謀を避けるために庭に埋葬までしてみせた
安全のため、姫を別の場所に移すことを考え、キムチの壺(つぼ)を貯蔵する所に隠した
チョンミョン姫の子孫は恵慶宮(へぎょんぐん)ホン氏として名高い
敬戯王后(ちょんひ)がいる。他にも子孫には多くの逸材がいる

過ちは必ず正道に帰(き)するもの


★漢陽(はにゃん)から報告があり
変革(クーデター)は「中軍(ちゅんぐん)殿の就任に合わせて決行すべき」と言っていたが領議政 パク・スンジョンの息子パク・チャホンを
京畿監司にしたことを変革者のイ・グィとシン・ギョンジンは怪しんでいた。。
イ・グィは「虎退治」を名目に京畿道境界を越える許可を得たので、兵を連れて京畿に入り、京畿監司 パク・チャホンの様子を伺いシン・ギョンジンを
孝嶺城(ひょりょんそん)に向かわせた。
変革者キム・ユのもとチャン・ユが来た。
チャン・ユの亡くなった父は判書(ぱんそ)まで勤めた大監
チャン・ユは光海元年に文科科挙に合格したものの、イ・イチョムに嫌われ
官職に就けないでいた。。。
 
クァンヘ王は
父親殺し
兄殺し
母をも捨てた背徳者
謀反の大義名分で多くの人を殺した

宮殿修復に多くの血税を注ぎこみ、宮中は側近たちが牛耳っている。
一介の尚宮の官職売買は王の庇護のもと。。。

チャン・ユの弟は訓練大将 イ・ホンリブの娘婿。
弟のつてで訓練大将 イ・ホンリブと手を結ぶ。

訓練大将=宮殿の門番。
イ・グィの息子イ・シベクがそんなキム・ユたちのもとに「イ・グィとシン・ギョンジンの動き」を報告にきた。。。
すると外ではチェ・グォンが立ち聞き

「ドゥグゥニャ~~~(誰だぁ~~~!)」
チェ・グォンは謀反の動きがあることをイ・イチョムに報告に行った。。。

しかしイ・イチョムは
「物証がない」と取り合ってくれず・・・足蹴にした。。。

次にチェ・グォンはユ・ヒブンに事実を訴えた。
謀反の上訴の件はイ・グィの罷免で収めることにした。
キム尚宮はイ・グィは忠義心を示すため粉骨砕身(ふんこつさいしん)し
西宮と共謀など理屈に合わないと庇った。

キム尚宮:「今の西宮は死を待つのみの老女・                   そんな奴と手を組むとは犬から笑われますっ!」

謀反の風聞(ふうぶん)=世間の噂)が多すぎて本物の謀反を聞き流していたのだった

クァンヘ王:「虎退治をしているイ・グィを罷免しろと?」
パク・スンジョン:「イ・グィが謀反を企てているとの噂が・・・」
クァンヘ王   :「・・・また謀反か・・・」
パク・スンジョン:「噂にすぎません」
クァンヘ王   :「それが事実なら 噂など立たぬはず・・・」
パク・スンジョン:「イ・グィは文臣であり、                       防御使(パンオサ)の役目は適材ではありません。」
キム・ユたちはイ・グィの罷免を受けて懸念していた。

だが、謀反の罪で裁くつもりなら罷免ではなく捕えられたはずだ。
「謀反変革」の計画を見破られたわけではないと見た
そして、宮殿の門番である訓練大将 イ・ホンリブも手を組んだという朗報が届いた
訓練大将 イ・ホンリブは気鋭の武将、柔弱な精神の持ち主。
「いずれ王は明に敗北するだろう」の噂に動揺した結果変革に加担。
そんなこととは露知らず、領議政 パク・スンジョンはイ・ホンリプに
監視と警備強化を頼むと
「もちろんです、アリ一匹宮殿内に侵入させません」と正反対のことを口にした。

クァンヘ王は昨日見た夢をキム尚宮に話していた。
その夢とはキム尚宮がクァンヘ王の胸を刺す夢だった。

クァンヘ王   :「そなたが推薦した イ・グィに謀反の上訴が出   た。」
キム尚宮    :「それは単なる噂です、お聞き流し下さい」

胸騒ぎはあった。。。

クァンヘ王   :「余が王になって・・・なぜ謀反の告発が続くのか・・・」
キム尚宮    :「今までの上訴はイムヘ君を除き、                   すべて西宮絡みです。。。
         しかし今後は 悩まされずに済むでしょう。。。
         西宮が病床に伏したからですっ★」

キム尚宮はイ・イチョムのもとクァンヘ王のご心痛を相談に行った。。。

イ・イチョム  :「後金に国書を送らねば報復されると
         仰せられたが何もなかった 我々が正しかった。。。
         我々にできることは・・・
         ・・・酒宴で王をもてなし、御慰めするしかない!
         我々にできるのは・・・それしかないのですから」










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